蹴球天使



ふと目線を下げると、この学校の制服とは別のスカートが見えた。



少しずつ目線を上げていくと胸くらいのところで栗色の少しウェーブがかった髪があって、シャープな顎、赤い綺麗な唇、細くて高い鼻、大きいくて茶色い瞳―…



電撃が走ったみたいな衝撃が体中を襲った。



あいつにそっくりだ―…








< 3 / 44 >

この作品をシェア

pagetop