destiny
私はきくたび涙があふれだす。
きっと真衣も同じ気持ちだよね?
次の授業中、真衣から手紙がまわってきた。
私は恐る恐る手紙を開いた。
[みおへ
龍星に彼女できちゃったね、
ゥチもう駄目になっちゃいそう…
でもあきらめないから!
龍星の彼女には悪いけど、好きな
気持ちは誰にも負けないから!
もちろんみおにもだよ!
それとずっとシカトしててゴメンね
今日から普通に喋ろう♪
ぢゃあまた次の休み時間にね!]
私は泣いた。
うれしいんだか悲しいんだか自分でもわかんないけど
涙がどんどん溢れてくるんだ。
そして決めた。真衣の恋を応援するって。真衣は強いよ…私の負けだ。
新しい恋に進もうって決めたんだ。
こうして私の片思いはおわった。
そしてまた次の恋に進もうとしてる
自分がいた。