きらり

「なおくん、これ…」

「なあに?」

「おまもり。なおくんがゆうめいになれますようにって…」


今でも大事に持っている

有菜にもらった、お守り


「ありがとう。ゆうなちゃん、ぼく…」


そのときの有菜は泣き出しそうだった


「ゆうなね、なおくんがすき…」

「ぼくもだよ、ゆうなちゃん」


幼い2人の淡い恋だった

だけど俺は心に決めてた

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