白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~




「あのな・・・・・・山畑先生軽そうだって言ってただろ?ちゃんと話してみるとそうでもなかった。生徒や学校に対しての考え方とかは結構熱くてさ、うまくやっていけそうだよ」




恥ずかしがる私の両手を掴んだ先生は、穏やかな表情で話し始めた。




「で、本題なんだけど。今日の飲み会の店がスナックだった。俺はそういう場所が苦手だから変更してくれって頼んでいたんだけど、結局スナックになった。ごめん」





誠実な先生だから、言わずにはいられなかったんだと思う。



きっと、どうやって言えばいいかものすごく悩んだはず。






「うん。いいよ。話してくれてありがとう。でも、私がこんな性格だから先生は話さなきゃいけないんだよね。私の方こそごめんね」





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