白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~




「もう俺のことなんて忘れてるよ。だから、安心して行ってこい」



「そうかな?モミジ、本気だったから」



「俺にやきそばパンと、チョコパン買ってきてくれよぉ」





ベランダの柵にもたれていた私の体を先生の方へ向けられた。







「直は、一歩一歩前に進もうとしてる。そこが、俺は好きだよ」




「恥ずかしい・・・・・・」



「いつも言ってることなのに?」



「改めて言われると、照れる・・・・・・」



「ふふ。じゃあ、もっと照れることしよっかぁ?」






お姫様だっこで、ベッドまで運ばれた。





気になっていることや、何か引っかかっていることを一つずつ解決していくことの大切さを教えてくれたのは先生なんだよ?









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