白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
「先生、私も・・・・・・ずっと先生のこと好きだった」
「矢沢・・・・・・俺も、お前のことずっと前から好きだった」
噴水の音が聞こえる気がする。
キラキラした光。
揺れるカーテン。
遠くから他の生徒の声が聞こえる。
懐かしいチャイムの音や、先生を呼ぶ校内放送・・・・・・
「矢沢、卒業したら、俺と付き合ってくれる?」
「はい・・・・・・先生!!」
まるでファーストキスのように、ドキドキした。
そっと触れた唇。
先生の目が少し潤んで見えた。