白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
「お待たせ」
ドカンと目の前に置かれたラーメンは、溢れんばかりのネギとチャーシューが麺の上に乗っていた。
「すごい!」
「うまそうだな」
一口食べて顔を見合わせる。
「美味しい!!」
こってりしたとんこつスープに、たくさんのネギがよく合う。
麺は太麺で、もちもちした食感だけど、喉越しがいい。
「直、多くない?」
「絶対完食できるよ」
先生は嬉しそうに笑って、私の食べっぷりを見ていた。