白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
ソファの背もたれにもたれた畑中は頭を抱えながら、大きなため息をついた。
「先生、本当に誰にも言わない?」
畑中は真剣な目で俺を見た。
「ああ。俺のこと、信じて。絶対言わない」
しばらく沈黙が続いた。
「相手・・・・・・保健室の先生なんだよ・・・・・・」
お?
まじか?
俺と直の逆バージョン!
禁断の恋ってやつ?
って喜んでる場合じゃない。
保健室の先生は確か結婚していたはずだし。