白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
「雑誌に載っていない穴場もあるだろうし、ブラブラしてたらもっと行きたい場所があるだろうな」
先生は、牛釜めし弁当を平らげて、お茶を飲む。
朝、コンビニで買った新作のマロンプリンに手を伸ばす。
「食後のデザート~」
「私が食べ終わるまで待っててよぉ」
私は、残りの牛釜めし弁当を口へ運びながら、あくびをする先生を見つめる。
先生、絶対寝ちゃうだろうな。
と、思っているうちに本当にスヤスヤと眠ってしまった。
先生の寝顔は本当にかわいくて・・・・・・
母性本能くすぐられるんだよね。
ひざの上にマロンプリンを乗せたまま眠ってしまった先生。
「あとで食べようね、先生・・・・・・」
デジカメで先生の寝顔とマロンプリンを撮る。
京都の雑誌を広げながら、私もいつの間にか夢の中・・・・・・