白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~



窓の外の景色を見る。



先生も体を起して、窓に顔を近づけた。





「今日も綺麗な空だな」



「うん」





思い出すのは・・・・・・


きっと同じ景色。



数週間前のあの空。






◆◆◆







秋晴れの空を見上げながら、階段を上る。




「ようやくみんなで来ることができたな」




息切れしたお父さんが足を止めて、みんなの顔を見回した。




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