白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
あれ?
完全に俺のエロスイッチ、全快・・・・・・
やっべぇ。
俺は直の腰に手を回しながら、隣のカップルのキスを見てしまった。
今から、夜景の見えるバーに直を連れていく予定なのに。
スイッチ、切らなきゃ・・・・・・
切らなきゃ・・・・・・
あ、もう無理。
「直、チューしよっか」
恥ずかしがる直を強引に引き寄せた。
京都の夜。
満月に近い月。
川のせせらぎと、遠くから聞こえる観光客の声。
店からの美味しそうな匂い。
月明かりの下で、俺を見つめる愛しい人。
「直・・・・・・大好き」
俺達は、キスをした。
俺は、生徒に恋をしてしまった体育教師に戻って。
直は、先生に恋をしてしまった女子高生に戻って・・・・・・