白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
「直、お腹減ってきただろ?」
先生は私のお腹を触りながら、私の顔を覗き込み、ニヤリと笑う。
「うん。どうしてわかったの?」
「何でもわかるよ」
繋いでいた手を離し、また腰に手を回した先生。
ちょっと強引に引き寄せる先生に、ドキドキしちゃう。
「いいとこ、連れて行ってやる」
少し早足で歩く先生。
いいとこ?
どこだろう??
予定ではこのまま宿に帰って、のんびりするはずだけど。