白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
モンブランのてっぺんに乗った栗をフォークでツンツンする先生。
「先生、栗食べたかったんでしょ?それ、あげる」
「じゃあ・・・・・・半分こ、な」
先生ったら!!
フォークを差した栗を自分の口に入れて・・・・・・
口の中で半分に割って、私の口へ。
「へへ」
「先生、大胆だよ」
「誰も見てねぇよ」
「おいひい」
先生の愛の詰まった栗を口の中で味わう。
ふたりでちょっと照れながら、顔を見合せる。
忘れられない時間。
不思議な空間での、先生との時間。
先生からの素敵なプレゼント。