白いジャージ6 ~先生と愛のキセキ~
真由美さんは、話してくれたことがある。
“噂にならなかったらどうなっていたかわからない”と。
憧れていた上司。
長い月日を経て、ようやく近付くことができた。
それは、真由美さんにとって、嬉しい出来事だったに違いないし、そこに“ときめき”があったんだと思う。
想像してみた。
もしも、私が先生と結ばれていなかったら・・・・・・と。
卒業して、他に好きな人ができて、別の人と結婚したとする。
何年かぶりに会った憧れの新垣先生。
絶対にドキドキする。