☆叶わない君への想い☆
翌日




「いってきます」
私は家をでた。

「おはよう」
悠斗が家の前にいた。

「おはよう…」
目を合わさないように下を向いていった。


「あのさ…こないだの誤解だから…」

「誤解って?悠斗が誰とキスしてようと…私には関係ないよ」

「俺が嫌なんだ!あの子がいきなりキスしてきたんだ…そしたら結愛がいて…」


「だから何?私には関係ないし…」

冷たい言い方をした。


「先行くね。悠斗の彼女に誤解されたら嫌だから」

私はそう言い捨てて歩きだした。










放課後



「じゃあまたね」


「うん」

クラスの子たちに挨拶をして帰ろうとした時


「結愛!」

私は後ろを振り返った。
悠斗だった。


「何?」


「話があるんだ」

「私は話すことない」
そう何も話すことなんかない。
もう幼なじみなんか嫌だ。


「お願いだから俺の話きいて?」


「やだ」
私ははや歩きをした。

「待てって」
悠斗が私の腕を掴んだ。


「離して」
私は手をはらおうと腕をふる。
「嫌だ」
ぎゅ…



えっ…
今、悠斗に抱きしめられてるの?


「はなしてよ」


「嫌だ…俺は…………」


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