雨の中で君を待つ。〜詩集〜
永遠という孤独
僕は1人ぼっちだ。
永遠に寂しく1人なんだ。
たぶん、いや絶対。
ある日、ふと寂しくなって
涙がぽろぽろと溢れた。
すると、僕の下にいる人達が
みんな傘をさす。
僕の涙を鬱陶しそうにして
僕を見つめる人もいれば、
喜んで、楽しそうに笑う人もいる。
涙は溢れて止まらない。
永遠が怖くなって消えたくなる。
けれど、そんな事は出来なくて
ただ、ひたすらに泣きながら
明日を迎える。
そして、涙も止まり
涙で青く染まった僕の姿を
人は“晴れ”と呼ぶのだ。