終止符。
「咲良、ここに居てくれてありがとう。」


「え…?」


「ここはね、俺とっても大切な思い出が詰まっている場所なんだよ…。」


「思い出?」


「そう…ホラ、これ。」


渡された物は、三角の飴だった。



え…?


この飴って、子供の頃に貰った…


父の顔を覗き込んだ。


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