終止符。
遂にやってきた日
次の日の朝、朝食を済ませて少しすると、長尾が迎えに来た。
伯母に軽く挨拶して家を出る。
迎えの車の後部座席は相変わらず、無駄に広かった。
「社長はもう自宅に戻られていますから。今日は1日オフになっています」
「…そうですか」
「積もる話もあるでしょう?」
「……」
窓の外の景色はただ、緩やかに流れていた。
伯母に軽く挨拶して家を出る。
迎えの車の後部座席は相変わらず、無駄に広かった。
「社長はもう自宅に戻られていますから。今日は1日オフになっています」
「…そうですか」
「積もる話もあるでしょう?」
「……」
窓の外の景色はただ、緩やかに流れていた。