君と一緒に。


ぶわっ



あたしはあまりの嬉しさに涙が止まらない





「おいおい泣くなよっ!」


新橋部長がなだめるようにいう
他の部員も集まってしまった




「すっすみ…ませんっ…っ」



「でも本当にありがとな。守山が頑張ってるのみんなが知ってるから」




「本当に嬉しいんです…なんかこんなに未熟なあたしを受け入れてくれて…っ!」




「ははっ感動屋だな」


「マネ、本当にいつもありがとな!」


「じゃあ今日マネ歓迎会も含めよう!も一回乾杯するぞ!!」


「そりゃあ〜遅すぎだよ!!」




新橋部長…
みんな…





あたしは不安が少し溶けた気がした。

尚人はいないけど頑張れる。



この時本当にそう思った…



「じゃあ予選つうかとマネの歓迎を祝して!!」



「かんぱ―――――――い!!」





あたしの居場所はここにある。






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