キラキラしたあなたへ
あった!!!
クラスを探してから、5分はかかっていた。
どんだけ、遅いんだって自分自身に突っ込みたくなる。
クラスは、4組。
杏奈と同じ。
加地杏奈
神無月 悠子
とかかれていた。
私は、どうしたらいいか、わかんなくなった。
杏奈に教えようとしたら。
「あ、あんーっ…。」
「悠子、うちとおんなじクラスだね」
杏奈は、気づいていた。
それから、杏奈は微笑んだ。
もしかしたら、杏奈はあの、卒業式の事気にしてないのかな?
だったら、いいけど…
優しい子だから、無理してるんじゃないかな?
私は、急に苦しくなって胸を押さえた。