TREASURE ~たったひとつの宝もの~
「今日は早かったんだね。」

「俺が思いっきしチャリこいだから」

「おつかれ、一哉。」

「渚先輩、そんなこと言うんですかぁ・・・

私のせいですか??」

「・・・ちーのせいじゃないね☆」

渚先輩は、私に弱い。

単に、妹さんに似ているらしいんだけど

「ちーちゃん?? ちょっとこっちこよっかー♥」

美雪サン、怖いです

特に最後の「♥」が怖いです



「渚を利用すんなぁーッ!!」

はい、見てのとうり

渚先輩を利用すると、もれなく美雪チャンの

首絞めが待っております♡



「渚先輩、行きまっしょっか・・・」

「そうだね・・・」




こんな感じで私の朝が始まる・・・
< 15 / 27 >

この作品をシェア

pagetop