シャーペンと君とあたし
もう1度、君に会えたら
「あら〜、鈴ちゃん。久しぶりじゃーん。」
「こんにちわっ!お邪魔してまーす。」
久しぶりの蒼んち。
…って訳でもないんだけど、蒼ママに会うのは、久しぶり。
変わってないなぁ〜
いつまでたっても、お美しい。
とてもじゃないけど、50近いオバサンには見えないよ〜。
よく、蒼と姉妹に間違えられてるしねっ
「ゆっくりしてきぃ〜」
「はーいっ」
気さくに話かけてくる蒼ママ。
ついつい、あたしも笑顔になっちゃう。
「なんか飲み物でも持ってこよーか?」
「自分でやるからいいわよ。」
あ。あたしが聞かれたのに、蒼が答えちゃった。