SONG 君の声
声
「はぁ?
あんたとわたしが友達?」
今日の朝、突然のことだった。
いつものように利恵に話しかけた。
そしたら、いつもの利恵の反応とは違くて-----
利恵の横には、嘲笑うかのように七海がいた。
「かわいそーに。」
その時、わたしは思ったんだ。
“死にたい”って
それだけで死ぬなんて、ばかでしょ?
でもね、利恵はただの友達じゃなくて、小さい時からずっと一緒だった、親友だから。
唯一、信用してた人だったから---------