好きだと言いたい
お互いの気持ち
公園に着きベンチに腰掛ける。
日が静みかけて辺りはうっすらと暗くなり始めていた。
「話って…?」
綺麗なアーモンド型の瞳が俺を覗き込んでくる。
「あっあぁ…えぇっとぉ〜」
ヤバイ…
緊張でどうにかなりそうだ!
バクバクいう心臓を抑えるため、小さく深呼吸をする。
「弘樹…?」
言葉に詰まった俺を心配そうに見つめる。
うっ…可愛い…
何でそんな顔すんだよ!
くそっ…せっかく落ち着いてきたのに、またバクついてきやがった!