好きだと言いたい
菜月のお楽しみ
「ねぇ、修君♪あの2人絶体上手くいくよね」
キュルンと音が鳴りそうな仕草で修君を見上げた。
「だろうな…たくっ世話かけさせやがって」
「ふふ、でも楽しかったじゃん♪お姉ちゃんなんて必死で可愛かったし」
いつもお姉ちゃんから弘樹君の話を聞くたんびに、いつか2人が付き合って皆で仲良く過ごす事が出来たらいいなってずっと応援してきた。
大学の前に修君に似た人を見て半信半疑で声を掛けたら見事に弘樹君で少し驚いた。
だけどね、私すぐに分かった。
この人は絶体お姉ちゃんが好きなんだって。