belief
次の日友達のカナに昨日の変な建物のことを話した。
「学校からミクの家までの道に?……あたしはまだ見たことないなぁ。」
カナ以外の人にも何人かに聞いてみたが、皆知らなかった。
―――確かにあったよね?
みんなが知らなかったので、あたしは昨日本当にその建物を見たかどうか自体疑った。
―――――――――――
帰り道。
あたしは昨日見た建物の前に立っている。
―――やっぱりあるじゃん。
本当にあったので、少しほっとした。
しばらく眺めていると、あたしはある大きなことに気づいてしまった。