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いつものように4人で帰っていると、ケント君が、金曜日だしどこかで遊んで帰ろう、と言った。
あたしたちは駅の近くのゲーセンとかファミレスとかショップとかがある大通に行った。
「どこ行く〜?」
カナが周りを見渡しながら言った。
するとケント君が少し間をあけて、少し真顔になって提案した。
「なぁ、俺カナと2人で遊んでも良い?4人で遊ぶのはめっちゃ楽しいけど、そろそろ2人きりでデートしたい…」
カナはどうしよう、と
戸惑っていたけど、あたしは行きなよ、と目で合図して頷いた。
「じゃ、そういうことで!!」
ケント君はカナの手を引いて行った。