belief




「ミク〜、一緒に帰ろうぜっ」




毎日カズキと一緒に帰った。




「ミク〜、一緒に食べようぜっ」




ほとんど毎日カズキと一緒に昼ご飯を食べた。





「ミクとカズキ君って、ほんとラブラブだね〜。」



「そうかなぁ?てかカナとケント君の方がもっとラブラブだし!!」




「そりゃそうよっ。あたしとケントに勝てるカップルはいない!!」





休憩時間、カナとくだらない話しをして過ごしていたある日。




「ミク〜」



カズキが来た。



「どうしたの?」




「ごめん!!今日一緒に帰れない!!ごめんね…。」





少し寂しい気持ちになったけど、謝っているし毎日一緒にいるのでたまには良いかと許した。




「まじごめんね!!」




そう言うと、カズキは戻って行った。





―――――――――――――――


放課後、久しぶりに1人で帰った。







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