終わらない物語
第1章
ちこサイド
「翔君・・・・・・・お願いだから、彼女のこと思い出さないでね・・・・・・・・・・・・・・・彼女だけが幸せになるなんて許せないの・・・・・・・・・ごめんね。りさこさん・・・。」
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「ただいま~~!お兄ちゃんいる??」
「お~~!!お帰り!!あっ!!!!!!ファイナルステージ言った!!!」

「勉強するんじゃなかったの!!!!お母さんに言われたでしょう!!ゲームばっか・・・・!!お皿も洗ってないじゃん!!!」
今、母が出張で、1か月帰ってこないから、お兄ちゃんが、学校休んで見張りと、家事するってことになってるのに・・・・・・・;;私が休みたいくらい・・・・・!!
「あ~~落ちたよ・・・クソマリオ!!・・・・・・・ああ!!ちこさあ、俺の彼女にならない?・」
「ブッーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!おっお茶が;;・・・・・・どういうこと??」
「何やってんの?大丈夫かよ??彼女役だよ!!・・・・女よけにさ!!!・・・・・まさか、お前、本当に俺の彼女になりたかったの??(^3^)」
「・・・・・・・・・・・・・・そんなわけ・・・・・・」
あるんだけど・・・・・・
「ん??なってくれよ!!!」
「でも、みんなに妹ってわかるじゃん!!!」
「いや、みんな知らないし大丈夫だよ!!」
「なんでみんな知らないの??」
「俺が、教えてないからだよ!!!」
「なんで教えないの??」
「みんなが可愛いって言うだろう?ちこのことを、可愛がっていいのは、俺だけなの!!!・・・・・・・・・・・・なんてな(笑)」
お兄ちゃんは、ずるいです!!何の気もない風にして、こんなこと言うから、私は、本気にしちゃうのに・・・・・
お兄ちゃんがこんなことを言うたびに、私の心は揺れとても締め付けられるのです・・

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