妖士(ようし)
「案内して!!」
幸は悲鳴に近い声を上げた。
「無茶よ!あたしが織り姫に叱られちゃうわ!」
麗貴妃は唇を噛み締めた。
「いいわ。なら自分で行く」
駆け出した麗貴妃の後ろから幸が慌ててついて来る。
「ちょっと!麗貴妃!翡翠の宮はそっちじゃないわ!」
幸は苛立って投げやりに叫んだ。
「あたしについて来て!」
幸は悲鳴に近い声を上げた。
「無茶よ!あたしが織り姫に叱られちゃうわ!」
麗貴妃は唇を噛み締めた。
「いいわ。なら自分で行く」
駆け出した麗貴妃の後ろから幸が慌ててついて来る。
「ちょっと!麗貴妃!翡翠の宮はそっちじゃないわ!」
幸は苛立って投げやりに叫んだ。
「あたしについて来て!」