妖士(ようし)
第ニ章
「あぁもう!!」
諦めの声を出して縁側に寝っころがった一人の少年がいた。
「俺って弓矢向いてないのかな〜?」
少年の少し先には的が据えられていたが・・・。
的には一本も刺さっておらず、代わりに辺りの茂みに矢が刺さっている。
諦めの声を出して縁側に寝っころがった一人の少年がいた。
「俺って弓矢向いてないのかな〜?」
少年の少し先には的が据えられていたが・・・。
的には一本も刺さっておらず、代わりに辺りの茂みに矢が刺さっている。