大好きだったよ
プロローグ
あたし、長谷遥!!
今日、中学3年生に進級しました♪
あたしの学校は、2年から3年にあがるとき
クラス替えがないんだ。だから、去年と同じクラス。
「はる~おっはよん!!今年度もよろしくねっ!」
朝からテンションMAXで入ってきたのは、物心ついたころには
一緒で、幼い時からの親友の吉田美夏。身長171㎝で美人で痩せていて
とにかくよくモテる。
「こちらこそ~!!」
「ちわーっす!なんか久しぶりだな。つーかおまえら朝っぱらから
うるさい(笑)」
元気??ともいえないけど、入ってきたのはあたしと幼馴染の
小池拓海。拓海は、ちょーイケメンで男子からも女子からも好かれている。
性格は、少し俺様タイプだけど、基本誰にでも優しい。
今日から、新学期。
これから予想もしないことがあるなんて…
そのとき、まだあたしは知らなかったんだ。
本当の恋を。
あの日、君に出会って恋をして、
楽しく、辛いことが待ってるなんて思いもしなかった。
それは、あとの話…