だーるまさんがこーろんだ
「うわあああああ!!」




少女がいきなり顔を出し、ものすごいスピードで俺のほうへ走ってくる。




なぜだか分からないけれど、恐怖しか出てこない。




少女はどんどん近づいて言った。






『…動いちゃったねぇ…お兄ちゃんの負けだよ…一緒に行こう…』






「うわああああああ!!やめろぉぉぉぉ!!」




俺は声を上げることしかできない。




もう何も考えられない。




身の危険を感じた。






そして、俺はついに少女に腕を掴まれた…











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