借金とりとおにごっこ!?
「ちょっと未影、
あの子と知り合い!?」
緋那も不審に思ったのか
すごく引きつった顔で聞いてきた
「ううん、知らない。
誰なんだろーね??」
「さぁ?
ま、未影の知り合いじゃないならよかった。
あんな変な子と仲良くなるなんて
そんな自信ないもん。
ってか、絶対無理」
緋那はそういうとぶるっと身震いした
まぁ、確かに変な子だけど
そこまで拒絶しなくても..........
「日坂未影、そこまでよ!
観念しなさい!!」
今度はドタバタと5人の方が来られた
なにっ!?
なにごとなのっ!?!?
私、なんもしてないよー!
「また変なのが来たっ!?
なに、あんた達?」
「変なのとは失礼ね!
私をどなたと心得ているの、奈月緋那!」
水戸光〇さん??
ってか緋那、本人に向かって
どうどうと変なのっていっちゃってるし......
「はぁ?
あんたなんか知るわけないでしょ、
自意識過剰なんじゃないの!?」
「なんですって!
私は夕矢様ファンクラブ
会員番号002、
山宮 絵茄(やまみや かいな)よ!
ってか、あんたには用はなくてよ!!
私が用があるのは、日坂未影!
あんたよっ!!!!!」
あぁ、なるほど!
この変な団体さんは
『夕矢のファンクラブ』という方々で、
変なコードネームもどきは会員番号!!
謎がとけてスッキリ♪
.........じゃなくて、
夕矢のファンが何のようなんだろ?
まさか、今頃私が夕矢の彼女
(っていっても仮だけど........)
なのが気に食わなくて文句言いに来た?
でも、夕矢がそこはなんかして
どうにかしてくれたんだよね??