借金とりとおにごっこ!?

ー菜乃香ー


結局答えのが見つからないまま
放課後になってしまいました.....

18:00まであと1時間

私、どうすればいいんだろう


「みーかーげ!
ちょっと雑談しない?」


雅がいきなり後ろから抱き付いて
私にそう言った


「あ、その...
ごめん、今日は用事があるっていうか」

「きっこえないな~!
よし、とりあえず屋上に行こう!!」

「え、ちょ、雅!?」


雅に強引に腕をひっぱられ
屋上へと連れて行かれる

こんな雅、初めて見るかも.....

私は雅の気迫に負けて
ただただひっぱられ続けた


「雅、未影ちゃんと連れてきたね」

「あったぼーよ!
そっちも誰も屋上に入ってないね」

「ええ、全て追い返した」

「さっすが緋那♪」


???
さっきからこの2人会話が理解できない

どうゆうことなの??


「じゃ、本題入るよ!
未影、なんかうち達に相談すること
あるんじゃないのかな?」

「え?」

「あたし達、友達でしょ?
なんでも相談してよ」

「雅、緋那.....
ありがと。でもね、これは
自分で考えない...と?」


あれ?違う、違うよ!

そっか!

私間違ってたのかも!!


斎城さんの言葉
『アドバイスならもらえる』

なんで今まで気づかなかったの?
私には頼れる人がいる
だったら、その人にアドバイス
もらえばよかったんだ!!


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