借金とりとおにごっこ!?


「未影っ!」


私が落ち込んでいると
勢いよく屋上のドアが開けられた

それとともにバタバタと足音を立てながら
3人の人物が入ってきた


「緋那、雅、称磨くん.....
来てくれないかと思ったぁ~!」


あまりの感動度に最初に入ってきた
緋那に抱きつく

緋那の優しい香りがする
あぁー、落ち着くなぁ


「え、未影!?どうしたの?
なにがあったの??」

「うっそ、未影!?
未影なの!?!?」

「え、まじで.......?」


緋那から離れて皆を見ると、
なぜか3人ともキョトンとしている

???
どうしたんだろ?


「安心しろ、未影だ」


なんで安心しろなの!?


「「「別人みたい」」」


???
皆さっきから何の話をしてるんだろ.....


「って、それより話しって?」


緋那が話しを元に戻してくれた

そうそう、話しだよ、話し!


大きく息を吸って呼吸を整える

よし、落ち着いてる

大丈夫、大丈夫よ


「みんなに、聞いて欲しいことがあるの」





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