借金とりとおにごっこ!?
「じゃあ、
俺にキスして」
うわぁ~~~!
めっちゃ恥ずかしい!!
もう、耳まで真っ赤だよ!
「..........裸でいろ」
えええ~~~!!
な、なんでそうなるの!?
私、なんか間違えたこといった?
でも、ちゃんと夕矢に言われたとおりに
言ったはずだよ?
「ゆ、夕矢!!
待って!私、寒くて死んじゃう!」
「暖房かけてやるよ」
「え、でも、電気代とかもったいないよ?
それに、バスタオルすごく欲しいなぁ」
「お前が悪いんだろ?」
「な、なんで!?
だって、ちゃんと言われたとおり
いったよ!?!?」
「菜乃香って、頭いいのに常識ねぇよな」
「え?そうなの??」
「普通、
『じゃあ俺にキスして』
なんていわないだろ」
「え?
だって、そういえっていったの
夕矢でしょ??」
「もういい。」
そいいって、夕矢は私のほっぺに
軽くキスをしてきた。
「これでチャラにしてやる」
突然のことに固まってる私の手に
バスタオルをかけて、夕矢は
立ち去っていった。