借金とりとおにごっこ!?

「男子は単純ねー。
あきれるわ、ほんと」

「雅、いつからそこにいたの!?」

「そうそう、人間は性格。
俺あーゆーの苦手。ってかきらーい」

「称磨君も、いつの間に!?」


この二人、瞬間移動できるの!?
もし、そうだったら私もやりたいなぁ
あ、そだ!
雅からおそわろ!!

…って、んなことはないか!
↑一人のりつっこみ


「でもさ、奈月さんなんか
あるんじゃないのかな・・・」

「なに?
未影奈月ちゃんのこと
なんかしってんの?ってか知り合い?」

「あ、ううん。
そうゆうわけじゃないんだけどね。」

「じゃあ、なに?
なんか秘密を知っちゃったとか??」

「そうでもなくて・・・
ただ、おかしいんだよ」

「なにが??」

「私、雅と友達になれて、
すっごく、すっごく嬉しかったの!」

「うちも未影と友達になれて嬉しいよ」


うん、そうだよ。
友達いらないなんて、ありえない!


私も昔はそう思ってた
友達なんかいらないって.....



でも、そんなのは間違えだった

今では、友達のいない学校生活なんて
考えられない

前は憂鬱だった休み時間も
楽しみでしょうがない


よしっ!!


私、決めた!
奈月さんと友達になる!!
そして、友達の大切さを知ってもらう


でも、どーすればいいんだろ.........




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