借金とりとおにごっこ!?
「ふにゅ~
ただいまぁ......」
「未影、おそかったじゃん。
ってか、どーした?
脱力してるよ!?
なんかやばいオーラむんむんだよ」
「失敗した…」
「なに!?
お弁当おいしくさせようとして
理科室で調合してたら、
爆発しちゃった!?
どろっどろにとけちゃった!?!?
あぁ、モザイク、モザイクかけとくれ!
こんなぐろいもの見せられぬ!」
「ううん。
お弁当は調合しなくても
十分おいしかったよ。
もう、ぴっかぴかだよ」
「ぴっかぴか!?
金属いれたの?
スワロフスキー?ダイヤモンド?」
「うーん、塩ならはいってるよ。
あ、はいってなかったっけ?」
「...誰かつっこむ人はいないのか?」
「あ、称磨君。
どーすればいいのかな?」
「俺はお前らの会話を
どー処理すればいいのかな?
なんかいろいろ突っ込むところ
ありすぎだよ.....
雅ちゃん、いつまで耳ふさいで
もだえてるの?」
「っは!
今、お鼻ばたけがあった!!」
「雅ちゃん、
漢字が違うだけで気持ち悪いのに
なっちゃうことあるから。
そこの花は絶対間違えちゃいけないよ」
「あ、そっかそっか。
こりゃまた失敬だ!
で、なにがあったの?」
「あ、そうそう!
私ね、奈月さんにあって、お話したの」
「なづきちゃん?
やるじゃん未影!
有言実行したな!!」
「それが、失敗しちゃったんだよね」
「ま、無理なんだって。
ほっとけばいいじゃん」
「む!
称磨君、だめだよ中途半端は」
「そうそう、
そんなのうちがゆるさねーぜ
自分の言ったことは絶対曲げない!
それがうちの忍道だ」