異常が正常で、正常が異常で
「ただいまー。」


まずは自宅に入る。

もちろん息子達はいない。

とりあえず荷物を置いて、

ちょっと一服してから隣へ行く。



隣は祐二の実家。

そこに今は息子達が一緒に住んでいる。


「あ!お母さんだ!」


「お母さーん!!」


息子達が私を見つけて飛んできた。

思いっきりハグ。


「お母さん、僕淋しかったよー。」


「ごめんね。お母さん、病気を早く治して退院するからね。」





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