記憶の欠片



コンビニで立ち読みしながら待っていると裕君からメールがきた。

裕【着きそうになったら電話するんで
  番号教えてください。】

【090-XXXX-XXXX】


まだ来そうもないなぁ。


『ねぇ、お腹減らない?』

由『あ~、減ったかも。』

『裕君まだ来そうもないしなんか食べない?』

由『そうしよっかぁ!』


私はサンドイッチとストレートティー、
由紀はおにぎりとレモンティーを買い
外で食べながら裕君を待つことにした。


由『う~ん…。
  裕君の顔がイマイチ思い出せない…。』

『同じく(笑)
 髪で顔隠れてたしね~。
 でもかっこよかったのは確か!』

由『はいはい(笑)』


そんな会話をしていると、
裕君から着信が入った。



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