記憶の欠片
お泊まり
私達が目を覚ましたのは、
日が傾き始める16時くらいだった。
やばい…。
ちょっと寝すぎたかも。
寝すぎて体だるい…。
『ねぇ由紀~。』
由『ん?』
『…イベント行かなくていい?(笑)』
由『なんで?!』
『いやー…、なんかだるいっていうか…。』
由『え~!行こうよ~!』
『んー…。だって後輩君達も来るんでしょ?』
由『来るけどさー…。
じゃあ愛理その間何してんの?』
『一回地元帰ろうかと思って。
んで明日の朝直接海のほう行く。』
由『まじかぁ…。わかった。』
『なんかごめんね。』
次の日は海に行く約束だったから、
明日の朝直接海に行って
由紀と合流することになった。
私達は場面で行動することが多いため、
お互いによくドタキャンする。
まぁ、悪いとは思うんだけどね…。
さすがに二日連続で騒いでオールはきつい…。
そんなに若くない(笑)
せめて家で大人しくオール。
携帯を放置していたことに気付き、
携帯を開いたら3時間前に裕君からメールがきていた。