記憶の欠片


【新入生の皆さんは…】

放送がかかったため適当にイスに座る。
人数が多いためか、場所は決まってなかった。
もちろん私は由紀と一緒。


由『1個下とかびっくりだよね!』

『だからね~!ってことは…
 隣の長髪君も?』

由『そうなんじゃない?
  でも定時かぁ…
  ショックだー…』


目が合ってからも長髪君が気になってた。
由紀がアドを聞いてる間、
長髪君は別の人のところにいたから
話しはしなかった。

まぁ、私は話せないだろうけど…。
人見知りな性格直したい…。

由紀とそんな会話をしているうちに
入学式は終わっていた。
入学式中、由紀のところに
早速陸人君からメールがきたらしく
ずっとメールしていた。



< 7 / 20 >

この作品をシェア

pagetop