恋、来い。

選択



「ああーどうしよう。まじでどうしよう。やばいぞこれは。究極の選択だぞ、うん」

「のん…大丈夫?」

みんが心配してくれる。

「…多分」

…いや、多分でもなんでもない。
大丈夫じゃない!!

「希…大変だね…」

「うん」

そうこうしていると、先生がきた。

「希ちゃん!聞いてきたわよ」

「先生!」

「あ、宮崎さん、長谷川さん。
 希ちゃんと仲いいの?」

「はい!私は、昔からの仲よしです」

「私は、知り合ったばかりです!新聞見たときから、希に憧れちゃって」

憧れたってそんな…。
哀那は口がうまいなあっ!

「そうなの。まあ、何卒仲良くね♪」

「「はい!!」」

なにこの先生!チョーいいひとじゃん!!

「で、希ちゃん。住む場所なんだけど」

「あ、はい」

どうなったのかなー。
賢一くんと住めるのは嬉しいんだけど、やっぱり家も大事だし…。

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