純粋☆2
そして夜。


着替えを済ませた2人はベッドの上で横になる。


夢芽はポケットに携帯を入れている。


「夢芽~、お前さっき1人で寝やがって!」


「ご、ごめんなさい、本当に眠くて」


「あーのさ、山本と連絡取ってるの?」


「え~っ!なんでさ、」


「だって携帯なってたよ!起しても起しても起きないからつい確認しちゃって・・・」


やばいやばい、ひろ君が嫉妬してるー?

「か、勘違いしないでね文化祭のこととかで連絡取ってるだけだから、ねええ」


必死に説明をした。


「わかったよ~でも、俺を不安にさせた罰だよ」


そう言って抱きしめている。


そっぽを向く夢芽。


ひゃーー!


やめて、鼓動がはやくなっていく


「あれれ?俺と目合わせられないのかな?」


「いや、ちがうから」


そのまんまの状態。

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