純粋☆2
プリントをもって職員室に向かう。


廊下にでると電気がついている教室がとても目立っている。


外が薄暗くなってきているからだ。


「あの、、、秋吉先生いますか?」


ドア付近で言っていて、中から返事がしたので先生の所へ近づいた。


「これです」


「わかりました」


「先生さようなら~」


「さようなら!気をつけてかえれよ」

荷物を持って電気を消して教室から出ようとしたその時だ。


ドアの前に人が立っている。


顔を見上げると立っていたのは秋吉先生だ。


え?


なんなのかな?


急に目の前に立たれても困るんですけど


「近藤と稲森は?」


「帰りましたけど、どうしたんですか?」

「じゃあ、お前1人ってことかな?」


「そうですね・・・」


「送ってて行くから昇降口で待ってて!」


突然のことに驚く。


「いやいや、バス乗って帰りますから!」


嘘をついて言っている。


「だめだ、危ないんだから拒否権なんてないかんな・・・どうなるかわかってるよな?夢芽に電話するから」


学校ってことを忘れて呼び捨てさえれている。


「え、てか呼び捨てですか」


「みんないないからいいだろ!じゃああとでな」


そう言って職員室に戻る。


夢芽は昇降口に行った。


数分後に携帯が光っている秋吉先生だった。

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