純粋☆2
美紀と電話をしてから秋吉先生にすぐに電話をかけた。


久々の電話…
とても緊張するなあ。



プルルブルル…


「はいもしもし?」


「皆月です今お時間大丈夫ですか?」


「あぁ…大丈夫だよ夢芽久々だな…電話ありがとう」

「どういたしまして…先生…先生の声ききたかったよ…」


泣きそうだが私は泣かないようにするのが必死だった。


「俺もだ電話してくれてありがとうな何度でもお礼言えるな…」


なんて笑いながら言ってくれた。


「今どこにいるんだ?」


「これから電車に乗って田町で乗り換えするとこ」


「そっか…時間あるか?」

「ありますよ…どうしたんですか?」


「俺はお前に会いたい」


「私もです…」


「なら田町駅で待っててくれないかな?車で迎えに行くからさ」


「わかりました…」
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