純粋☆2
家に入り…
夢芽がリビングの所でブレザーを脱ごうとしたら…


後ろから抱きつかれてしまった。


珍しいな…
そう思いながらも停止状態。


「本当に会いたかった…学校に居るときの夢芽はツンツンしてて最近だけど…近づきづらかった…でもまたゆっくり会えて嬉しいよ」


そんな事を耳元で言う。
ちょっ…と…
くすぐったいのに…
普通に耳元で言わないでよ意地悪…



「だって…私も会いたかったです…でも連絡来ないし忙しいと思ったから連絡したくても先生にできなかった…」



「そうか…2人で居るときは先生って呼ぶなよ…な」


久々にひろくんが甘えて来る…



「わかったよ…ひろと…」


「今なんてよんだの?」



「さあーねーそれといつまでこの体制?私ブレザー脱ぎたいんだけど…」


「他も脱ぐのか?」


顔を真っ赤にして聞いてくる。


「この変態があー」


そう言ってから足を踏もうとしたがお姫様抱っこされていた私。


どうなっちゃうの~?


ひろくんは自分の部屋に連れて行くと夢芽を降ろしてすぐにドアをしめた。



「クローゼットをあさって適当に着替えてくれ」



そう言うと俺は夢芽の親に電話をする。
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