純粋☆2
夢芽は着替え終わるとリビングに来た。


「ひろくん着替えたよ」


夢芽は俺のジャージを来ている。
小柄なあいつには少しでかすぎたかな?



ズボンの裾を引きずっているのをみると…
イタズラをしてしまった。


「えい!」



おもいっきり踏んでしまった。



「きゃーあ」



転びそうになった夢芽を引っ張って抱きしめた。



「ごめんねあんな派手に転ぶと思わなくて」



俺は笑って言った。
疲れたせいか俺らはそろってソファーに腰をかけた。


「夢芽…最近暗かったろ?」


「ですね…無理しようと思ったけど無理でした」



無理してわらいがら言う。
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