純粋☆2
料理が終わって夢芽のお母さんはリビングに運んで来ていてそれをみんなが手伝う。



「おばさん~飲み物持っていっちゃうよぉー」


あゆかが夢芽の親に聞く。準備が終わり…
夢芽のお祝い事が始まった。


「夢芽~合格おめでとーう」


「「かんぱーい」」


みんなで飲み始めた。


「夢芽~あたしからこれどうぞ」


あゆかがプレゼントをくれた。


「かわいいやつじゃ~んありがとう」


あゆかにポーチをもらった。
すごく嬉しい…



「じゃあ今度は俺からなぁ」


箱を渡した。


「あ…ありがとう」


箱を開けて中身を見ると…

「ゆ…指輪だ…」


ダメだ…
嬉しくて涙が出てる



「ゆめー泣かないの」



「だって…だってさ本当にありがとう」



「どういたしまして…これだけは言わせて…ずっと俺と一緒に居てください…」


えっ…
プロポーズ?



「ごめん…今の本心だよ…プロポーズは数年たったらね」



そう言いながら私の頭を撫でてくれた。


「よーし…ひろ!」


私のお母さんがひろくんに何かを言おうとしてる
みんなはしずまりかえってしまった。



「はい…」


「夢芽が卒業したら同棲してもいいよ…」


いきなりの発言に驚いていた。


「その代わり…ひろは前に私の言ったことをちゃんと守ること…それと夢芽はひろに迷惑かけないのと…専門で忙しいかもしれないけど短期でもいいからバイトしてね…あと住む日時などは2人で話合ってからにしなさい」



博人と夢芽は黙って頷いた。


「ちょっとあんたそれでいいの?」


博人のお母さんが聞いた。


「いいのよ…ひろがここまで娘を想ってくれているのが嬉しくてね…」
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